秋冬ファッションに最適。『RIDGEWOOD CAPS』スエードキャップ
そろそろ秋冬の服を準備したくなる季節ですね。
秋冬は夏よりもレザーが主役になることが多いので大好きな季節です。
レザージャケットなどもたくさん着たくなりますね。
そんな季節だと革製品を買いたくなってしまうのが革好きの性です。
早速購入してしまいました。それがこちらです。
『RIDGEWOOD CAPS』のスエードキャップです。いつもお世話になっているセレクトショップで購入しました。スエード素材で秋冬らしい温かみを感じます。
そんなスエード素材ですが、こちらのスエードは豚皮です。豚皮のスエードというとエンダースキーマ のバッグなどが有名ですね。そちらと同じものになります。触り心地も同じです。こちらのキャップのお値段は6000円ほどでしたが、エンダースキーマ で購入したら10000円以上しそうな品質の良さです。この値段の安さもアメリカ製の良さでもありますね。
アメリカ製のものはどこが好きとは言葉にできませんが、なぜか惹きつけられてしまうと言う底知れぬ魅力があります。
さて『RIDGEWOOD CAPS』というメーカー、聞いたことありますか?
『RIDGEWOOD CAPS』は1994年にニューヨークのブルックリンにて創業した帽子メーカーが手掛けるファクトリーブランドで常に移り変わる時代の中、絶えず変化する顧客のニーズに応えるため25年以上もの間、家族経営のビジネスを続けています。すべての商品は創業当時から変わらずブルックリンの自社工場で生まれ、今もなお高品質な製品を作り続けている希少な帽子メーカーです。
このメーカーを知ったとき、まさに知る人ぞ知るメーカーだと思いました。私はこのメーカーを知ることができて幸せです。
スエードのケアについてですが、基本的に防水スプレーをかけておけば問題なさそうです。ポイントは未使用の状態でかけることのみです。全体に満遍なくかけます。その後ブラシで毛並みを整えて完了です。
汚れた時はクレープブラシを使うとすぐに汚れを落とせます。このブラシ、本当にすごいです。おすすめです。
経年変化が楽しみな『TORY Leather』フックバックルベルト ブライドルレザーの頑丈なベルト!
本日は最近購入した『TORY Leather』のフックバックルベルトを紹介したいと思います。
トリーレザーのフックバックルベルトといえば、ファッションYouTuberのハズムさんが紹介していて話題になっていましたね。ハズムさんは経年変化がお好きと言うことで私とも共通点があり、内容も面白いため、よく拝見させて頂いております。動画をみてしまうとどれも欲しくなってしまいます(笑)
トリーレザーは1976年に馬具のメーカーとしてアメリカで創業したブランドです。自社工場を持っており、職人のハンドメイドでMade in USAにこだわっています。レザーは革に何度もロウを塗り込み、手間暇かけて作られる、イギリスのブライドルレザーを使用しています。ブライドルレザーは高級感がありながら、耐久性にも優れているため長く愛用することができます。使い込んでいくごとにどんどんツヤが出てくるため経年変化を楽しむことができます。
今回購入したベルトがこちらです。
全体像はこんな感じです。
ベルトの裏面には品番、ブランドロゴと使用しているレザーの種類、製造国、サイズが表記されています。
サイズについては34サイズを選択しました。普段はW32~33のボトムスを履いています。34サイズでループの外側から二番目を使用しています。
このようにバックルをループにひっかけて使用します。バックルは真鍮で作られているため初めはピカピカですが、使い込んでいくうちに落ち着いた表情に変化していくそうです。そのような変化も楽しみですね。
このループにバックルをひっかけるのですが、初めは革が硬すぎて製造時のミスによってサイズがあっていないんじゃないかと思うほどでした(笑)
現在では少し柔らかくなり初めよりはひっかけやすくはなっていますが、やはりまだまだ硬いです。使い込んでいくうちにどんどん使いやすくなっていくと思います。
これから使い込んでいくうちにこのベルトがどんな表情を示し、どのように経年変化していくのか、とても楽しみです。
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『Church’s』CHESTER ポリッシュドバインダーカーフが美しすぎる! 手入れも簡単!
今回は先日購入したChurch’sのCHESTER(チェスター)という靴を紹介したいと思います。
チャーチといえばシャノンが定番かつ有名で、よく使用されている革もポリッシュドバインダーカーフということも革靴好きの中では当たり前だと思います。
Church’sは1873年、靴作りの町として有名なノーサンプトンで創業しました。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、欧米のセレブリティや007のジェームズボンドも愛用することで知られています。チャーチのウェルト・シューズはグッドイヤー・ウェルト製法により、1足あたり250にもおよぶ工程を経て作られています。
ポリッシュドバインダーカーフは、チャーチを語る上で欠かせないワード。チャーチが独自に開発した素材です。カーフレザーの表面に特殊な樹脂加工が施してあり、通常のカーフよりも光沢感が増しています。この上品な艶は、コードバンとは違った独特の味わいがあります。そして、傷や汚れが付きにくく、雨にも簡単には負けないところが最大の利点になっています。
チャーチはこのようなブランドです。やはりポリッシュドバインダーカーフはチャーチを語る上では欠かせないものになっています。
チャーチでは元々ブックバインダーカーフというガラスレザーが用いられていたようで、このブックバインダーカーフはポリッシュドバインダーカーフよりガラス層が薄くきれいにシワが入るなどの利点があったようです。
ブックバインダーカーフはチャーチがPRADAに買収されてからは使用されていません。
私も機会があればぜひブックバインダーカーフの靴も履いてみたいものです。
前置きが長くなりました。
こちらが私が今回購入したCHESTER(チェスター)です。
外観からわかるように非常に丸みを帯びたデザインで、非常に『今っぽい』という言葉がよく似合います。『今っぽい』というのはトレンドを抑えているという意味で使いました(笑)
ポリッシュドバインダーカーフは見れば見るほど見惚れてしまいます。本当に美しいです。
ソールはこのようになっていました。
ソールはSt.MORITZと言うプロ仕様の登山用ソールで、グリップ力が非常に高く、見た目とは裏腹に柔軟が高い本格派ソールです。
あまりみたことがないソールで驚きましたが、高額な登山用シューズにも使われている物ということを店員さんに教えていただきました。
これを履いて富士山にアタックしたいと思います(笑)
なんて冗談もいえます。
このように普段から履く靴にはいらないような機能性も兼ね備えているということも魅力的です。この靴さえ履いていれば普段の町歩きをしている中で何かあったとき、すぐに山を登ることができます(笑)
このソールのおかげで外観にもっさり感がプラスされ、『今っぽい』デザインに一役かっています。
ライニングはこのようになっていました。
ライニングには職人の手書きでモデル名などが書かれているというのも魅力的です。プリントより手書きの方が良いというのは私だけでしょうか。
もちろん安定のイギリス(イングランド)製です。非常に安定感があります。
サイズはUK9.0で同じイギリス(イングランド)製のトリッカーズよりも0.5サイズ上げています。8.5でも十分履けましたが少し余裕が欲しかったためこのサイズを選びました。
プレメンテはモウブレイのデリケートクリームを入れましたが、全然クリームが入っていっている気がしませんでした。そのように見えましたが実はほんの少し入っていっているらしいです。履きジワがついてきたらもっとクリームが入りやすくなるかもしれないですね。
また、普段のケアは水拭きが良いらしいです。
ここからどんどん履いていってポリッシュドバインダーカーフの経年変化を楽しみたいと思います!
ヌメ革の経年変化が凄すぎる!『Hender Scheme』ペンケース 約2ヶ月間の日焼けの報告
久しぶりの更新です。
本日は以前に紹介したHender Schemeのペンケースを、約2ヶ月間に渡って日焼けをさせていたので、どのように日焼けしたのかを紹介しようと思います。
ペンケースの詳しい情報はこちらからどうぞ。
ヌメ革の製品は日焼けをさせることにより、革の内部の油分が表面に出てきて、全体をコーティングしてくれるかのような状態になります。そのようにすることにより、飴色にエイジングし、ツヤが出てきて汚れにくくなるなどの効果があります。
日焼けをさせるかどうかについて以前は否定派でしたが、日焼けの効果について調べていくうちに、どのように変化していくのかを実際に確かめたくなってしまいました。
日焼けをさせるためには、常時日に当たっている場所に置いておく必要があります。そのため窓際に置いておく、というのが皆さんの答えだと思います。しかし、窓際は時間帯によっては日に当たらなくなってしまう可能性があり、もっと長い時間日にあたる場所はないかと考えました。その結果、私が一番革製品の日焼けに適していると考えた場所は、車のダッシュボードの上です。間違いありません。
ダッシュボードは日が当たっている時間が長くなる可能性が高いため、効率よく日焼けさせる事ができます。さらによく車に乗る方は、走行中にも日焼けさせる事ができます。そして、ふとした時にエイジングしてきている革製品を手に取り「色が変わってきたなぁ」と、うっとりする事ができます。(笑)
ここで、一つ注意点ですが、日焼けをさせるときは全体を満遍なく日焼けさせなければならないため、定期的に向きを変えてあげるようにしましょう。そうしなければ日焼けがムラになってしまい、見た目が悪くなってしまいます。絶対に定期的に向きを変えてあげてください!
前置きが長くなりました。
こちらが約2ヶ月の間、日焼けさせたHender Schemeのペンケースです。
かなり色が変化しているのがおわかりになっていただけると思います 。
一応、日焼け前の写真も載せておきます。
このように見れば一目瞭然!美しく日焼けさせる事ができました。
各部位はこのようになりました。
紐の先端は接着剤が使われていたようで、接着剤の部分が濃く現れました。
今回日焼けさせるにあたり、革の内部の油分が表面に出てくるという事でしたが、どうしても革表面が乾燥してしまっている可能性を否定する事ができなかったため、ラナパーを用いて全体を保革しておきました。ラナパーは化粧品にも使えるほど優しい成分で作られているため安心して使用できます。
ラナパーを塗った時に、シミになってしまう事が気になりますが、時間が経てば消えます。また、油分が多いクリームなので、塗りすぎにはくれぐれもご注意ください。
今回日焼けさせたことによってこのペンケースを使用する事前準備期間が終了しました。日焼けはあくまでも使用するための準備であることをお忘れなく。
ここからが本番です。どんどん使用していって経年変化させていき、革製品ならではの楽しみを味わいたいと思います。
『Airpods pro』のレビュー その実力とは?
本日はAppleの製品である『Airpods pro』のレビューをしていきたいと思います。
私は今までイヤホンやヘッドホンの音質にはこだわりを持ってきたので、それなりに良いイヤホンやヘッドホンを使ってきました。
まず、私が今まで使ってきたイヤホン、ヘッドホンを紹介します。
・SMS Audio Street by 50
・Beats tour2
・Beats Pro
・Beats Solo Wireless
・BOSE Soundsport
・BOSE Quietconfort25
・Logicool Ultimate ears UE900s
・BOSE Soundsport Wireless
・SENNHEISER HD569
このようなイヤホンやヘッドホンを使ってきました。
なぜこんなにも買い換えているのかというと、私の耳に合うイヤホンが少ないためです。この中で私の耳に合うイヤホンはBOSE Soundsportの有線のモデルのみです。あの独特なイヤーチップの形状が私の耳には特に合うんです。普通のインイヤーのイヤーチップはすぐに外れてしまうため、Soundspotsは重宝していました。しかし、有線のモデルのため、断線してしまい、後継機のWirelessのモデルを購入しました。購入したWirelessのモデルは本体が重く、すぐに取れてしまいました。私の耳はヘッドホンしか受け付けないのかと思ってしまいます(笑)
また、私が購入する製品の音質は全体的にドンシャリ感が強いものが多く、万人受けするものが多い印象です。しかしその中でも、ノイズキャンセルなどの機能がついているものが欲しくなったりなど、常に良いものを求めてきました。
今回はその流れで、AppleのAirpods proの実力はどの程度で、私の耳にも合うのではないかと考え、購入を決意しました。Appleのイヤホンは様々な耳に対応できるとのことですが、通常のIphoneに付属しているイヤホンは、当たり前のように私の耳に合いませんでした。Airpods proはインイヤーのため、わずかな可能性にかけて購入してみました。
それがこちら。
こちらが付属しているものになります。
・本体
・充電ケース
・イヤーチップ各サイズ
・Lightningケーブル(USB Cから繋ぐ)
・説明書
箱を開けるときの感覚や香りはApple製品のソレでした(笑)
欲を言えばUSB Cで充電できるようにして欲しいです。iphoneにも言えることですが。
イヤホン本体はこちら。
とてもコンパクトです。
実際につけたときの着用感は、つけていることを忘れるほどの軽さ、快適さを兼ね備えています。私の耳にもかなり合っています。頭を振っても走っても外れません。最強です。インイヤーイヤホンでこんなに良いものに出会ったことはありません。
音質はiphoneに付属しているEarpodsと変わりません。高音、低音のバランスは取れていますが、ドンシャリ感が強い印象です。この際音質はそこそこ良ければ二の次と思えるほど、つけ心地は間違いありません。
ノイズキャンセリングについてはつけた瞬間、周りの音が消えます。本当に消えます。これまた感動です。少し前まで使用していたBOSEのQC25にもノイズキャンセリングはついていましたが、こちらのイヤホンはヘッドホンであるQC25より静寂性があるように感じました。まあこのレベルまでくると良いものということに間違いはありません。
ペアリングの方法は、Iphoneの横でケースを開けるだけという簡単さです。その際、両耳のイヤホンとケースの充電の残量を確認する事ができます。一回ペアリングしてしまうと、耳につけるだけで勝手に音楽が流れます。逆に耳から外すと勝手に音楽が止まります。また、耳元のボタンでノイズキャンセリングの有無、次の曲にするなどの操作が可能になっています。
充電ケースに入れると勝手に充電されるため、この点についても便利です。イヤホンを使っている間に、ケースのみを充電することもできます。
通常のAirpodsとは異なり、横長の形になっています。さらにワイヤレス充電に対応しています。
このケースなんですが、光沢がありとてもかっこ良いのですが、傷が付きやすそうであり、尚且つ傷が目立ちそうなのが怖いです。そのため早急にケースを購入することをおすすめします。
私はAirpods proのケースもレザーにしたかったため、今回はレザーのケースを購入しました。
それがこちらです。
Dom tepornaというメーカーのレザーケースです。手に取りやすい値段だったため、あまり期待はしていませんでしたが、予想以上の作りの良さに正直驚きが隠せません。
革の質も良く、柔らかいため高級感を感じます。革はオイルが良く染み込んでいる質感なので、ケアは乾拭き、ブラッシング程度で十分だと思います。また、金具部分には真鍮を使用しているというこだわりっぷり。文句なしです。星5確定です。
実際につけてみたものがこちら。
レザーのケースには良くある、というかそれも醍醐味なんですが、最初はきつめです。
しかしだんだん馴染んできてぴったりとフィットしていきます。また、どのように経年変化していくのか楽しみで仕方ありません。
本当に作り込みがハンパないです。良い商品を購入する事ができました。Airpods proを持っている方はぜひ購入してみてください。実はこのメーカー、財布などの小物もあるらしいので購入するか迷い中です。
このようなAirpods proですが三万円とアップルケア四千円程度と、非常に高額です。音質、ノイズキャンセリングの機能やその他の機能性をみても三万円の価値はないと思う方もいるかもしれません。しかしその中でもAppleの製品には他のイヤホンにはないスタイリッシュさ、美しさを兼ね備えています。見た目までこだわり抜いて、尚且つ使いやすいとなれば、私には買わない理由はありませんでした。また、Appleの商品にはケースなどのアクセサリーが充実しているというメリットもあります。
今回は久々に良いイヤホンと出会う事ができたと思います。これからも長く愛用していきたいと思います。
ビルケンシュトック『ZURICH(チューリッヒ)』の履き心地が快適すぎる
最近暑くなる日も増えてきて、夏が近くなってきたような気がします。
私は夏でも革靴を、経年変化させるために履き続けようと思っていました。しかし、先日の真夏日と言われていた日にトリッカーズのバートンを履いたのですが、靴の中が、蒸れて仕方がありませんでした。
そこで私は「やはり夏はサンダルしかない」と感じました。本日は、その夏にも快適に過ごす事ができるサンダル、ビルケンシュトックの『チューリッヒ』を紹介します。
まずはビルケンシュトックについて紹介します。
・ビルケンシュトックについて
1774年以来、フットベッドの生みの親であるビルケンシュトックは、あらゆる状況において安心して着用出来る靴を生産することにより、お客様の生活をいかに快適で充実したものに出来るか、試行錯誤を続けてきました。 人権や環境への配慮を欠いた条件下で大量生産された、安価な製品が市場に氾濫する中でも、ビルケンシュトックは常に本物をお客様にお届けすることで、品質にこだわる方々へワンランク上の靴を提供し続けています。
そのためにビルケンシュトックの製品は、理想的な条件が整ったドイツ国内の自社工場で製造され、その多くの過程は手作業で行われています。サンダルはそれぞれ17工程を、シューズは完成までに職人達が100以上の作業を行って製造されます。 シューズはポルトガルで、何世紀も渡り守られてきた伝統の手法で製作されます。
職人の手作業、工場での製造を問わず、全てのビルケンシュトック製品は世界市場の中でも最上級の品質を誇ります。 ビルケンシュトックは加工同様、使用される素材(コルク、天然ゴム、銅、真鍮、ウールフェルト、ハイグレードレザー)にも妥協する事はありません。 原材料にはサスティナブルな資源が利用されており、これらの原料は可能な限り、ヨーロッパで買い付けられています。
(ビルケンシュトック公式サイトより引用)
このようなブランドです。非常にこだわりを持って商品を作っている事がわかります。また、ビルケンシュトックのフッドベットはフィット感がとてもよく、足を蹴り上げてもサンダルが脱げないほどなので驚きました。現在ではあの形状に似せたようなフッドベットを持ったサンダルは市場に溢れていて、私自身も安価なものを購入した事がありますが、あの履き心地を実現させられるのはやはりビルケンシュトック本家のみだと思いました。
次に、私が所有している『チューリッヒ』を紹介します。
それがこちら。
サイズはレギュラーフィット43、普段は 27.5cm、UK8.5、US9.5を履いています。サイズ感は革靴のように捨て寸(大きめの作り)がなく、スニーカーのサイズ感で購入する事をおすすめします。私自身、革靴を購入する感覚で42サイズを購入しようと思っていましたが、通販ということもあってワンサイズ大きめを購入しました。その選択のおかげでぴったりのサイズを選ぶ事ができました。
ナローフィットというモデルもあり、足型が細めの形におすすめです。
色はTAUPE(トープ)です。TAUPEとはフランス語で「もぐら」を意味し、そこから茶色がかった濃い灰色を意味しているそうです。まあ見たまんまの色ですね(笑)
とても分厚いスエードを使用していてちょっとやそっとじゃへたらないという安心感があります。
こちらのサンダルはワンシーズン着用してからの物ですが、へたるどころか逆に私の足に馴染んできて購入当時より履き心地がアップしています。
夏に着用するには暑そうな外見ですが、実はそんな事なく夏でもとても快適な履き心地を実現しています。その理由はフッドベットにあります。
まずはフッドベットの構造を見てください。①がソールに接着している部分で②、③、④と進むにつれて上部に向かっていきます。
フッドベットの構造
①第一ジュート層
第一ジュート層はフットベットの基礎となっています。このジュート層は 天然のラテックス混合のコルク製の芯を安定させます。
②ラテックス混合のコルク製の芯
ラテックス混合のコルク製の芯は、すべての ビルケンシュトックのシューズの核になっています。ラテックス混合のコルク製の芯は衝撃を和らげ、その柔軟性で足を支えて、足の負担を軽減してくれます。この天然素材には断熱・防寒効果があり、足を周りの環境から保護して良い状態に保ってくれます。
③第二ジュート層
第二ジュート層は、フットベット側縁に施されています。これはフットベットの柔軟性に大きく貢献し、長い製品寿命に貢献するものです。この密度が高く、吸湿性のあるジュート組織が作る層が、湿気をよりよく調整してくれます。
④ スエードライニング
スエードレザーのライニングが、湿気を吸収してくれます。このハイグレードレザーの天然の性質が、足の環境を快適に保ってくれます。
(ビルケンシュトック公式サイトより引用)
このように足のために様々な機能が搭載されています。その中で私が注目したのは④スエードライニングです。スエードライニングは足底と密着する部分で、この部分のおかげで夏の暑い日に足からかく汗を吸収してくれます。そのため、暑い日でも足が蒸れずに快適な履き心地を実現してくれています。本当に快適です。
このようにビルケンシュトックのチューリッヒは履き心地、外見ともに素晴らしいサンダルです。これから先も長く愛用していきたいと思います。
ちなみにソールが削れてきたり、何か問題が発生した時には、お店に持っていく事でオールソールなどの対応をしてもらう事ができます。
ビルケンシュトックのソールは他のブランドでも使用されるほど有名で、削れにくい仕様なので何年履いたらソール交換になるかはわかりませんが(笑)
本日紹介したチューリッヒは以下のサイトで購入できます。
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他にもビルケンシュトックの商品でアリゾナのEVAという素材のモデルを所有しています。それがこちらです。
こちらがビルケンシュトックのアリゾナというモデルのEVA仕様の物です。
こちらもサイズはレギュラーフィット43サイズです。フッドベッドにあったビルケンシュトックのロゴは擦り切れてしまいました。
こちらのモデルは3000円から4000円程度で購入できる安価なモデルですが、軽すぎるくらい軽く、チューリッヒと同じように最高な履き心地です。チューリッヒと異なる所はフッドベッドが多層ではない所です。そのため足底部が少し蒸れてしまう所が気になりはしますがこの値段なので許せます。フッドベッドが多層ではないと言っても形状はそのままなので、足を蹴り上げても脱げないなどのフィット感は健在です。
こちらのモデルもアウトソールは削れにくい仕様のため、安価ながらも長く愛用できます。
アリゾナEVAは以下のサイトで購入できます。
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Hender Scheme『エンダースキーマ』ペンケースの経年変化が楽しみすぎる
本日は最近購入したHender Scheme『エンダースキーマ』のペンケースを紹介します。
・エンダースキーマとは
エンダースキーマはデザイナーの柏崎亮さんによってスタートした国内ファッションブランドです。革靴や革小物などを得意としています。
ブランド名の由来は、社会的・文化的な性差を意味するGenderの頭文字のGの次のアルファベットであるHを当てはめて、Genderを越えるという意味で「H」enderとし、性差を重んじながらも性差を超えた自由なデザインを表現したいという意味でHender Scheme『エンダースキーマ 』としました。
取扱店は、恵比寿と合羽橋の「スキマ」をはじめ、様々なセレクトショップで展開されています。
私自身、「スキマ 恵比寿」には足を運んだ事がありますが、恵比寿駅から少し離れた場所にあるというのと、自動車の部品工場を改装して店舗にしたということから、外観から店舗だということに気づかない可能性があるように思えました。
外には「Hender Scheme」と書かれた表札があり、お店の扉にも小さく「スキマ」と書かれていましたが、知っていなければ絶対にわからない外観です。
店内はコンクリートの広めの空間に商品が並んでいて、非常にお洒落な空間でした。私は友人と店舗に行きましたが、店内の静かな空間ではあまり大きな声で話すこともできず、静かに買い物を楽しみました。
今回紹介させて頂くペンケースは、店舗ではなく、オンラインで購入したものになります。
ぺンケースをレザーの物にした理由は、ペンケースは毎日使う為、少しでもこだわりたいと考えた為です。さらに、レザーのペンケースは手入れもしなければならず、形崩れ防止のために物を入れすぎることもできません。そのため丁寧に扱うことを心がけ、最低限の物しか持ち運ばなくなり、持ち物に無駄がなくなると考えています。
また、物を長く使う事が私のポリシーのため、レザーの製品は理にかなっています。
今回購入したペンケースがこちらです。
こちらのペンケースはブラックとナチュラル(ヌメ革)のものがあり、私は経年変化がわかりやすいナチュラルのモデルを選択しました。
届いてかなりびっくりしました。なぜかというと想像以上に白かったからです。ヌメ革ってこんなに白いものでしたっけ(笑)
私が所有している5ヶ月ほど使ったイルビゾンテの財布と比較してみました。
こうして比べると、さらに白く見えます。イルビゾンテの財布にもこんな時代があったのでしょうか。
こんなに白いと汚れや水が怖すぎます。汚れや水には神経を使って使用していきたいと思いますが、ここからどのように経年変化していくのかも楽しみでもあります。イルビゾンテの財布のようにきれいに飴色になって欲しいものです。
ペンケース内部はこのようになっています
レザーならではの質感です。あまりものが入らないイメージでしたが、ペン5本程度は軽く入りそうな大きさです。物を入れすぎると形崩れの原因になるため注意が必要です。
Hender Schemeのロゴはこちらに入っていました。
新品時は薄くてみにくいですが、これから経年変化するにつれて見やすくなってくると思います。
ちなみにこの紐を巻き付ける事でペンケースを閉じる事ができます。このデザインに一目惚れしてエンダースキーマのペンケースを選びました。この紐がと買っているうちに切れないかが、一番の心配です。こまめにデリケートクリームを塗布して、紐が切れる事を予防したいと思います。
さて、このヌメ革のペンケースですが、どのように経年変化していくのでしょうか。
経年変化が目に見えるようになってきた時は、また紹介したいと思います。
本当に楽しみです。楽しみすぎます。