コードバンは革靴の素材に向いていないと感じた話

コードバン、革のダイヤモンドなどと呼ばれ希少素材として近年価格の高騰が見られています。

確かに良い革だと私も思います。磨けば磨くほど輝きがましていく姿は革靴好き、靴磨きが趣味の方にとってはとても楽しい瞬間であることは間違いありません。

しかしコードバン、決定的な弱点があります。一度でも履こうものなら一発で白い線が入ります。

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これも味だと言ってしまえばそれまでです。しかし私はコードバンは実は革靴に向いていない素材なのではないかと考えてしまいました。

多くの方がコードバンの良さを語っているのは目にしますが、実際のところ思考停止していると言うことも否めません。

また、水に弱いと言うところも革靴に向いていない素材だと思う理由の一つです。

水に濡れた瞬間白くなってしまい汚い革靴になってしまいます。

 

このようにコードバンの欠点についてお話ししましたが、完全に趣味の領域なので私はこれからも大切にしていこうと思います。大体の方はコードバンの革靴を選ぶ時点で革靴沼にハマっているため、欠点も理解しつつ可愛がっていくものだと考えています。

 

実用性重視で購入するものではないなとふとしたときに考えてしまったためこのような記事を書いてみました。もしよろしければみなさんの考えも聞かせていただけましたら幸いです。

iPhone 12 Pro 純正レザーケース(ブラック)のレビュー 革製品好きの筆者から見た品質の評価とケア方法

iPhoneを使用している方は純正のケースを購入するかどうか迷うと言うことがよくあると思います。私もその一人で、iPhone 12 Pro を購入してからずっと純正のレザーケースを購入するかどうか迷っていました。

iPhone 12 Pro を購入してからはずっとクリアのTPUケースを使ってきました。その理由は、iPhoneの磨りガラスの美しさと洗練された見た目を生かすことができると考えていたためです。

しかしクリアケースには重大な欠点がありました。傷が目立ちすぎることです。それを考えると、そんな傷でさえ味として成立してしまうレザーケースを購入すれば良い、と言うことに気づいてしまい購入に至りました。

 

iPhone 12 Pro 純正レザーケース(ブラック)

今回購入した純正のレザーケースはこちらです。

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やはり黒一択です。

なぜかというと、私は先代のiPhoneを使っていた時、茶色のレザーケースを使っていました。

一見、茶色のレザーは経年変化が出やすそうで楽しめそうな印象がありますが、実際はその逆でした。よく触れる部分や擦れる部分が黒くなってしまうんです。それが経年変化の味であると考えられる方は良いかもしれないですが、経年変化が大好きな私でさえ汚いと感じてしまったので、それ以来茶色のレザーケースは購入しないことを心に決めていました。

そのため私からは黒のケースをおすすめいたします。

黒のケースなら汚れは目立たず、使用していることでツヤが出てきて綺麗な経年変化を楽しめると考えています。

また、私はグラファイトiPhoneを使っていますので一番合うケースは黒のケースだと考えていたのも理由の一つです。

実際に装着するとこのようになりました。

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やはりグラファイトと黒のケースはよく合いますね。グラファイトが見えているのはカメラ部分だけですが(笑)

Appleのロゴもあり、洗練されていてとてもよいケースです。

 

そんな私ですが、革製品好きなので、革質にはこだわりたいと考えています。はたして純正のレザーケースの革質はどんな感じなのでしょうか。

近くで見るとこんな感じです。

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非常にきめ細かい、とは言えませんが申し分ない素材を使っているのがわかります。おそらく使っているうちに表面の艶が出てくる仕様のレザーです。私が購入したものはAppleのロゴの丈夫に血筋と思われるものがうっすらあるのがわかると思います。これに関しては個体差だと思うので特に何も言うことはありません。

 

さらさらとした質感のため、手に馴染みやすく長く使用して経年変化を楽しめそうなので、高いお金を払う価値は間違いなくあると感じています。

 

・ケア方法

レザー好きの人は忘れてはいけない工程があると思います。

革のケアです。このiPhoneケースも本革なので、もちろんプレメンテが必要です。プレメンテとは、革製品を使用する前にクリームを入れるなどのメンテナンスをすることです。

なぜプレメンテが必要かというと、革製品は工場から出荷されてから現在に至るまでケアをされていないためです。ケアされていないと言うことは、革の表面が乾燥していると言うことです。

そのためプレメンテをせずそのまま使用してしまうと、革製品の寿命が短くなってしまう可能性が考えられます。このような理由から私はプレメンテをすることをおすすめいたします。

プレメンテの方法は簡単です。万能のおすすめクリームがあります。それがこちら。

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コロニルのシュプリームクリームです。このクリームはデリケートクリームという部類で、革製品に栄養を与えてくれます。使用方法は少量を指にとってケース全体にぬり、1、2分放置した後に、布で拭きあげるだけです。布で拭きあげるのは、革に吸収されなかった余分なクリームを除去するためです。1ヶ月に1回から2回のケアをするのがおすすめです。

ケアをし過ぎてしまうと型崩れなどの原因になってしまうのでご注意ください。

こちらのクリームは革製品であればどのようなものでも使えるので、革製品を持っている方は一つ持っておいて損はないと思います。気になる匂いも薬剤のような嫌な匂いではないので安心して使用できます。私は部屋の中でも平気なレベルでした。

そんなシュプリームクリームですが、実店舗で購入すると3000円程度と少々値が張ります。私からはAmazonで購入することをおすすめします。Amazonだと1500円弱と半額程度で購入することができます。Amazonを利用しない手はありません。

リンクを載せておきます。

 本当におすすめできるクリームです。

 

・まとめ

今回購入したiPhone 12 Pro の純正ケースは大変おすすめできる商品でした。今後の経年変化が楽しみです。綺麗にツヤが出て、かっこよく育っていくことを願っています。

購入した方は、ケア方法など、ぜひ参考にしてください。

 

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三陽山長『YAMACHO MADE™』モカシンシューズのサイズ感と履き心地 どのように経年変化していくのか

本日は三陽山長のセカンドラインに位置するYAMACHO MADE™のモカシンシューズを購入したので紹介します。

 

まずはYAMACHO MADE™について見ていきましょう。

・YAMACHO MADE™

時代に沿った様々なデザインを、三陽山長のフィルターを通して提案するブランド、YAMACHO MADE™。
高品質な素材・生産背景を厳選して製作し、メインストリームを担う個性、アイデンティティーを付加した、
ネクストスタンダードを目指します。

www.sanyoyamacho.com

 

最近は革靴をビジネスシーンだけではなく、カジュアルに履きこなすことも多くなってきているため、さまざまなシーンで活躍することができる革靴は重宝します。

また、三陽山長の職人が作っていると言うこともあり安心感があります。製法もグッドイヤーウェルト製法と言うこともあってソール交換をしながら長く履くことができます。

 

 

今回購入した靴はこちらです。

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YAMACHO MADEのモカシンシューズです。

このデザインはさまざまなブランドで採用されていて、様々なシーンで履きやすいと言う特徴があります。

革質については、ざらざらとしていてあまり光らないと思っていましたが、プレメンテをした際、クレム1925を使ったところピカピカに光りました。やはりクレム1925は安定感があります。革質ももちろんよかったため、ピカピカにすることができたんだと思います。

 

モカシンの部分はこんな感じです。

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少し粗いところもありますが、これも味だと思って愉しんでいます。作りに関しては文句なしの出来の良さです!

気になる履き心地はしっかりと踵がホールドされるため非常に歩きやすくなっています。

しかし踵の内側に縫い目があるため初めは違和感がありました。その縫い目で靴下が擦れるため、破れやすいかもしれません。そこだけは改善して欲しいと思いました。

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ソールはビブラムソールです。やはり柔らかくてとても歩きやすいです。グリップ力もあり、地面をしっかりとホールドできている感じがします。濡れた路面でも安心です。

 

最近はレザーソールの靴ばかり履いていたため、路面の状況にはすごく気を使っていたため、この靴のように路面の状況に関係なく履けてしまうと、こっちばかり履いてしまいそうです。

 

サイズについては、私は9サイズを購入しました。普段、スニーカーは27.5cmを履いており、UK 8.5、US9.5を履いています。

9サイズで、つま先に少々ゆとりがあり、足が痛くならない程度にフィットしているという印象です。実際に履いて歩きましたが、足は全く痛くなることはありませんでした。参考までに。

 

 プレメンテについてはこちらの記事で紹介している方法で行いました。

ぜひ参考にしてください!

kawagutudaisuki.hatenablog.com

 

このモカシンシューズはどのように経年変化していくのでしょうか。モカ割れがひどくないことを祈るばかりです。

経年変化の様子は今後記事にしていきますので、ぜひ見てください。

 

 

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『Alden(オールデン)』993(リジェクト品)のレビュー。革のダイヤモンドと呼ばれるコードバンの魅力とは。寿命はどのくらい?

ついに購入しました。

Aldenの993。

もちろんコードバンです。これで革靴沼にハマった人たちの仲間入りです。

まずは、Aldenというメーカーについてみていきましょう!

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Aldenとは

1884年マサチューセッツ州ミドルボロウにて創立されたオールデンは、米国の靴文化を象徴するシューメーカーです。
選りすぐられた最上級の素材を用い、コンフォータブルなフィット感を備えたそのシューズは、アメリカントラッドを語るうえで不可欠の存在。
1970年代には、特殊な形状の医療用矯正靴がファッションシーンでも高く評価され、素晴らしい履き心地とともに名声を世界へと広げました。
履き心地に革新をもたらしたオールデンのシューズは、世界中の靴を愛する人々に、他に代え難い至高の存在として親しまれています。

https://www.lakotahouse.com/brand/category/9

100年以上の間、人々から愛されてきた歴史のあるブランドです。また、アメリカのブランドということで、英国靴にはない特徴があったり、履き心地にももちろん差があります。

Aldenの革靴は、革靴好きを語る上では一足は持っておきたい代物だと思います。愛好家の方は何十足も所有しているというパターンもありますね。あの草彅剛さんもAldenの革靴を何足も所有していることで界隈では有名ですね。

Aldenといえばコードバンを使用した革靴が有名ですね。

次はコードバンという革の魅力についてみていきましょう。

 

コードバンとは

コードバンは馬のお尻の革のことです。そのため一頭から採れるコードバンはわずかなため希少価値が高いのです。

コードバンは主に食用農耕馬の副産物として生産されます。農耕馬自体は年々生産量が低下しているため、入手困難な素材になると言われ続け価格も上昇を続けています。オールデンのコードバンを使用した革靴も年々値段が上がり続けていることで話題になっています。

コードバンはこの先も希少価値が上がり続け、値段も上がり続けることが予想されるので、欲しいと思った方はすぐに購入しておくことをおすすめします。

 

コードバンの魅力

コードバンはとても耐久性が高いことで有名です。しかし一方向への耐久力は低く、簡単に裂けてしまうという性質があります。普通の革は繊維がさまざまな方向に空にあっているのですが、コードバンは繊維が一方向なため、なめし方によっては簡単に裂けてしまいます。

オークションやフリマアプリなど、中古の靴をみていると裂けてしまっている靴が散見されます。

そのようにならないためにも徹底的なケアが必要だということです。

また、コードバンは水にものすごく弱いという性質があります。もし水に触れてしまうことがあるならばすぐに白くなり、汚い靴に成り下がってしまいます。そのため雨の日や路面が濡れている日は絶対に履きたくない靴です。

こんなにもデメリットがある靴なのになぜ、人々はコードバンの靴を求めるのでしょうか。それは簡単。コードバンはそれ相応の魅力があるからです。

まずは一つ目。コードバンの輝きです。

コードバンの輝きは物凄いです。引き込まれるような奥深さがあり、ガラスレザーにはない輝きがあります。まさにブラックホール。入ったら出てこれません(笑)

革のダイヤモンドど呼ばれているのにも頷けます。

また、傷がついてしまってもコードバンなら修復できます。普通の革なら傷は修復不可能な場合が多いです。

傷ついたコードバンはレザースティックと呼ばれる水牛のツノを用いた棒で擦ることで簡単に傷を消すことができます。

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こちらのようなものです。私はAmazonでカッサ棒というマッサージ用のものを購入しました。レザー専用のものだと一万円弱ですが、こちらはなんと1400円ほどとお手頃です。これで十分です。使うときはクリームを塗った後に擦るようにしましょう。くれぐれもそのまま擦らないように!

また、水に濡れてしまった時もこれで擦ることで白くなってしまった部分を消すことができます。

水に濡れて白くなってしまうのは、コードバンが毛羽だってしまうからなので、それを寝かせるように、押し付けるようにします。コードバンは、わかりやすく言うとスエードを寝かせてツヤツヤに仕上げたものです。この考え方があれば、自ずとケア方法もわかってきますね。

 

二つ目。その寿命の長さです。

コードバンは10年、20年と、普通に履いていけます。本当の一生の相棒になりえます。先ほど言った裂けてしまうという問題も、しっかりとしたケアがあれば問題にならないでしょう。ケアの基本は他の革と同じくブラッシングと保革です。ブラッシングはどんな状況でも靴を脱いだ際はするようにしましょう。保革は1週間または2週間に一回、少なくとも1ヶ月に一回は必ずするようにします。

これで一生履いていけます。

 

三つ目。うねるような履きジワです。

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こちらは私が今回購入したAldenの993です。履きジワがついています。オールデンに限らず、コードバンは1回目につけた履きジワは2度と戻りません。そのため、履き下ろしの際のシワ入れは今後に大きく関わってきます。

しかしこのシワが大きな魅力です。このシワはコードバン独特なもので、細かいしわではなく、一本のシワが入ります。独特なうねるような美しいシワです。近くから見るとこんな感じです。

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深いシワが入っているのがわかります。このシワにコードバンのファンがうなるのも頷けます。

 

ここまで扱いにくい靴というのを知っていて買ってしまったのは、もう完全に靴が趣味になっていると言うことですね。

 

・993の魅力

もうすでに写真を載せてしまっていますが今回購入した993をさまざまな角度からみてみましょう。

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見ていただくとわかるようにフォーマルとカジュアルを兼ね備えた非常に合わせやすいデザインになっています。

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このオールデン、リジェクト品なんです。リジェクト品とはわかりやすく言うとアウトレット。最初からシワが入っていると言うことで購入しました。リジェクト品は靴底のロゴにRの文字が入っています。私は履いていれば履きジワは入るものであって、肝心のシワの方も自然なものだったため、納得して購入しました。

リジェクト品は通常の箱ではなく真っ白な箱に入っています。

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このような箱です。さらに入っているのも靴のみです。付属品が欲しい方は注意してください。入っていません。

シューツリーは本当におすすめのものがあります。リンクを貼っておきます。付属品が豪華なことと、購入後にレビューを書くことで400円分のアマゾンのギフトをもらえます。肝心のシューツリーも品質が良いため、リピーターになっています。

 

さらに耐久性を高めるためにトウスチールも入れています。心配な方もいるかもしれませんが、私に場合はカツカツ音はありません。しかし床を傷つけると言うことはあるかもしれません。

ラバーソールを貼ろうと思っていましたがやはりレザーソールを楽しみたいのでそのまま履くことにしました。

 

・最後に

この靴を購入して実感したことがあります。

オールデンは作りが雑であると言うことです。

オールデンについて調べていると、作りが雑であると言う記事をいくつも見つけました。私の場合、英国靴に慣れてしまっているため、靴作りにおいて雑だと感じる部分はありませんでした。しかしオールデンを購入してその常識は覆されました。(笑)

 

一つ目、ウェルトの縫い方が雑だと言うことです。糸の処理が雑です。

二つ目、ヒールの大きさが違います。これは致命的。立っている時でも踵をしっかり地面につけるとつま先が浮きます。しかも片方だけ。どういうことなんでしょうか。(笑)

まあ、私にとっても靴好きの皆さんにとってもオールデンの作りは雑、よく言えばおおらかであると言うことについても愛着になります。完全に沼にハマっています。

そのようなことも含め、大切に履いていきたいと思います。

 

この靴、どのように経年変化していくのでしょうか。その様子は今後お伝えしていきますのでお楽しみに!

 

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プレゼントにおすすめ!『イルビゾンテ』カードケース(名刺入れ)の完成度が高すぎる。黒革の経年変化はどうなのか。

本日はイルビゾンテのカードケースを購入したので紹介します。

AUPayマーケットでポイントが5000ポイント近くあったためそれを使って購入しました。このポイントと2000円弱で購入できたのでお買い得です。

 

イルビゾンテについては過去の記事で紹介しているのでそちらを見てみてください!

kawagutudaisuki.hatenablog.com

 

イルビゾンテは革の品質の良さとイタリア製にこだわっているというところが魅力的です。また、実際に商品を手に取った時にそのこだわりを感じることができるというところがすごいと感じています。

手に取った時の質感や、実際の使用感など、さすがイルビゾンテと言ったところです。

 

本日紹介するのがこちらです。

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イルビゾンテのカードケースです。

見てわかる通りの柔らかい質感でとても手に馴染みます。

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開くとこのようになっています。ボタンなどで止めるタイプではありません。革のみで構成されています。裏側のスエードはしっかりと処理されています。使用しているうちに毛羽立ってくることはあると思いますが、革好きならそれも味のひとつとして楽しめると思います。

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このような袋に入っていました。これならプレゼントにも最適ですね。

 

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中はこのようになっています。

実際にカードを入れてみましたが、クレジットカードのような分厚いカードでも10枚は余裕で入ります。新社会人にもおすすめです!

写真では見えづらいかもしれませんが、手前のポケットの内側にイルビゾンテのロゴが型押しされています。

 

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革好きの方は気になるであろうコバの処理はこのようになっていました。某ブランドの小物のように割れてくるタイプではありませんので安心して使用できますね。私もここが重要だと考えていましたのでコバが割れないタイプでとても安心しました。

縫製についてもほつれや雑なところは見当たりません。とても丁寧な作りに感動しています。この値段でこのクオリティなら安いと感じてしまいます。

 

黒い革だとヌメ革ほど経年変化は見込めないかもしれないですが、艶が出てくるなど、黒革ならではの経年変化を楽しめることだろうと考えています。

今後の経年変化はこちらで公開していきますのでよろしければご覧ください。


 


 

『2021年版』副業のブログで稼ぎたい人必見!無料版はてなブログでGoogle AdSense(アドセンス)に合格した方法と収益公開!記事数や独自ドメインは必要?

約2ヶ月前の10月の話になりますが、ついにGoogle AdSenseに合格することができました。

これでブログを収益化できると意気込んでいます。

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無料版はてなブログGoogle AdSenseに合格するためにやったことは以下の3点です。

1.Google searchconsoleに自分のURLを登録する

2.プライバシーポリシー、お問い合わせを固定ページで記載(有料版ですが後ほど説明します)

3.17記事を書いた

 

これだけです。

無料版で合格は難しいという話もありましたが、17記事目で合格することができました。

では1、2、3を1つずつ説明していきます。

 

1.Google searchconsoleに自分のURLを登録する。

Google searchconsoleにURLを登録することで、Google検索に引っかかるようになります。また、どのようなワードで検索することによって自分のブログが見られているかや、平均掲載順位も表示されるのでSEO対策などが可能になります。

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ちなみにこのように表示されます。私の場合、10月に合格することができたので、ブログをはじめて5ヶ月目のことでした。合格後からは急に数値が伸び始めています。これもGoogle AdSenseのおかげなのでしょうか(?)

 

2.プライバシーポリシー、お問い合わせを固定ページで記載

これに関しては有料版のはてなブログProの機能になります。

ブログをはじめて1ヶ月くらいの頃、Google AdSenseに合格するには独自ドメイン、お問い合わせ、プライバシーポリシーが必要だということを知り、はてなブログProに登録したことがありました。

その時に書いた、はてなブログProの機能である固定ページにお問い合わせ、プライバシーポリシーを記載しました。はてなブログProはその後1ヶ月程度で解約しましたが、固定ページはそのまま残されています。ですが、固定ページは無料版では見ることができないようです(?) しかしそのまま合格できました。

無料版の場合はそのまま記事としてプライバシーポリシー、お問い合わせを作成すれば問題ないそうです。

独自ドメインはお名前ドットコムで登録はしましたが、すぐに戻して現在も初期の物を使用しています。Google AdSenseの合格に独自ドメインは必要なさそうですね。

 

3.17記事を書いた

記事数は17記事です。閲覧数も総合で1000件も行っていないほどでした。

記事数はこの程度でも合格できました。ブログで稼ぎたいと思っている方には朗報だと思います。1記事2000字を目安に書くのが良いと感じています。

記事数もそれほど多くないので、少し頑張れば誰でも合格できるということです。

また、私の場合は17記事書くのに5ヶ月かかっています(笑)

時間が経過することによって閲覧者も増え、掲載順位も上がっていくので時間をかけて記事を書いていくのも一つの方法かもしれません。

 

気になる収益は??

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3ヶ月でこれだけです(笑)

バズる記事を一つでも書くことができたらもっと金額も伸びていくことだと思います。

また無料版のはてなブログでは、元々広告が表示されるため、Google AdSenseの自動広告のクリック率が下がってしまう可能性も高いでしょう。本格的な収益を目指す方ははてなブログProをおすすめします。

ちなみにアクセス数はこのくらいです。(2021年1月4日現在)

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これらの情報がこれからブログで稼ぎたいと思っている方や、Google AdSenseに合格したいと思っている方の手助けになれば幸いです。

普段は以下のような記事を書いています。ぜひ見ていっていただけたらと思います。

 

kawagutudaisuki.hatenablog.com

 

 

kawagutudaisuki.hatenablog.com

 

 

kawagutudaisuki.hatenablog.com

 

老舗アパレル 三陽商会の本気!SANYO COAT『100年コート』の完成度と着心地が最高すぎる

本日は革製品ではないですが良いものが手に入りましたので紹介します。

アパレル業界の老舗である三陽商会が本気で作ったコート、『100年コート』です。

 

まずは三陽商会の歴史から見てみましょう。

 

三陽商会の歴史

三陽商会は1943年に創業し、レインコートを主に製造していました。1949年には『サンヨーレインコート』として商標登録を行い、全国の百貨店に営業をするまでになりました。

1953年には海外の有名女優が着用していたコートを日本人向けにアレンジしたコート『ササールコート』を生み出し、それがヒットしたことで総合アパレルメーカーとして成長を遂げました。

1965年からは、英国のバーバリーのコートの販売をおこなうようになると共に、1969年以降はバーバリーやその他海外のコートメーカーとの技術提携により、各メーカーの製品の国内ライセンス生産へと移行しました。

2015年にバーバリーとのライセンス契約が終了し、後継ブランドとして防水コートで有名な『MACKINTOSH(マッキントッシュ)』と提携し、『MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュロンドン)』を立ち上げました。

 

このように三陽商会は、コート作りには定評があり、コートとは切っても切り離せないぐらいの長い歴史があります。

そのコート作りの長い歴史の中で培ってきた能力を最大限に発揮し、本気で作ったコートが「100年コート』です。

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・『100年コート』とは

「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう」
その想いをめぐらせて生まれたのが「100年コート」です。コート一筋で続けてきたからこそできるきめ細かなものづくりと国内で培われた技術を次世代へつなぐため日本製であることにこだわり、長く愛されるコート作りに挑戦しています。100年という言葉は、100年間の品質を保証するものではなく、手入れをしながら世代を超えて着られることを目指すもの。コートを通じて、昔から日本で育まれてきた、“ものを大事にする心”を伝えたいと考えています。

www.sanyocoat.jp

 

 

・エイジドクラシックバルマカーンコート

私が今回購入した『100年コート』はこちらです。

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エイジドクラシックバルマカーンコート」というモデルです。

一枚袖のラグランスリーブでゆったりとした着心地、特殊洗いを施しているため長年着込んだような風合いが特徴です。

お色はネイビー。よく見ないとブラックと間違えてしまいそうな濃紺です。使っているうちにいい感じにエイジングしていきそうです。

サイズはLL。参考までに私は身長187cm、体重80kg程度です。ゆったりと着れます。大きめを買っても元々ゆったりとしたシルエットのため気になりません。

生地は柔らかいですがしっかりとしていて着込めば真冬でも着用できそうな厚さです。

ちなみにライナーはついていないモデルです。

後ろから見るとこんな感じです。

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後ろから見た方がわかりやすいですが、エイジドモデルなので、新品ながら長年着込んだような風合いです。私はカジュアルに着用したかったため、エイジドモデルのネイビーを選択しました。

ちなみにコートの表地にはGIZA COTTON(エジプトの超長綿)を原料に使用し、70/2の糸をタテ糸、ヨコ糸をそれぞれ糸染めし、高密度で織り上げたギャバジンが採用されています。

細部を詳しく見てみましょう。

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まずは襟元から。

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襟をよく見てみると、内側は太い糸、外側は細い糸で丁寧に縫われているのがわかります。絶対にほつれることはなさそうなくらいしっかり縫われています。

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また、ボタンは「SANYO」の刻印入りで、ビンテージ感を表現するために手作業で白く削った水牛ボタンが使用されています。こだわりがすごいです。

また、表のボタンは生地の厚みを考えて高さを出した、通称「立つボタン」で、留めやすく、外しやすく、長年使用しても取れにくいという手仕事による絶妙な加減が必要な手法で取り付けられています。

着心地はゆったりとしています。また、腕周りもゆとりがあり、腕も動かしやすいです。このようなところにも三陽商会の縫製技術が出ているんだと思います。

 

これら全て熟練した職人の手作業で作られています。三陽商会の技術の高さには圧巻です。美しすぎます。

 

・100年オーナープラン

この『100年コート』の良いところはまだあります。本当に100年切れるよう、三陽商会の徹底的なサポートがあります。

それが「100年オーナープラン」です。

購入時にオーナー登録をしておくことで、購入から3年ごとに定期診断をしてもらえるサービスです。その際、ケアプログラムの診断項目に沿って診断してもらい、有償にて補修してもらうことができます。(ボタンの緩みの補修は無料)

また、オーナーはいつでも丈詰めや裏地交換、ネーム刺繍までのサポートを受けることができます。

100年オーナープラン | SANYOCOAT 1946 JAPAN

 

このように徹底したサポートプランがあるのも魅力です。

 

洋服や靴を買う際は、品質や歴史で判断するようにしています。言わばストーリーを買うといったところです。このブログを見ていただいている方々も、長く使うことができるもの、品質の良いものなど購入する際の基準がある方が多いと思います。また、値段で判断しているという方々にもぜひ、そのブランドや製品のストーリーにも目を向けていただきたいと考えています。その製品に愛着が湧くこと間違いなしです!

 

これからの時期がコートが活躍する本番です。このコートは末長く活躍すること間違いなしです。

着込んでいくうちにどのようにエイジングしていくのでしょうか。楽しみで仕方ありません。

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